心臓病の危険性

日本人の心臓病と虚血性心疾患

心臓病は確実に増えています。特に40~50歳以上の中高年以降の人では、心筋梗塞などの虚血性心疾患が今後も増え続けるのは確実です。
米国などに比べると低かった死亡率も上昇中で、欧米諸国との差がどんどん縮まってきています。

◆ 心臓病による死亡:15万2518人
・人口10万人当たり死亡率:121(平成14年)
・うち虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症)による死亡者数:7万1537人
・そのうち急性心筋梗塞による死亡者数:4万5675人(男性:2万5055人、女性:2万630人)
                            (厚生労働省「平成14年人口動態統計」)

◆虚血性心疾患の総患者数:106万700人

                              (厚生労働省「平成11年人口動態統計」)

◆急性心筋梗塞の発病(発作)
・発病する人:年間10万人
・発病した人の致死率:10%
・起きやすいのは1日のうちで:朝7時~10時、夕方。1週間のうちで:月曜日。1年のうちで:冬季。
・急性心筋梗塞発作を起こして救急車で搬送された人の生存率:60%。35%は病院到着前に死亡、5%は院内で死亡。
・急性心筋梗塞発作を起こして心疾患集中治療室(CCU)で治療を受けた人の生存率:92%

◆病院外で起こる心臓病による心停止
・発生件数:年間2~3万件(大半は急性心筋梗塞による)
・心臓の拍動が止まって(心室細動)も5分以内に電気ショック(除細動)と心肺蘇生法を開始すれば35%~50%が生存
・救急手当てが1分遅れるごとに7~10%ずつ蘇生の可能性が低下する。
                            (総務省「平成15年版消防白書」)
                                  (参考文献:Nikkei BP.net)